あなたのセックスはパートナーを満足させてあげられていますか?
この質問にドキっとする人は少なくないのではないでしょうか。
セックステクニックっていったって、そんな講義を受けたこともないし、セックスの教材といえばAVだけ…そんな風に思っているあなたは危険信号!ましてや性に積極的な肉食女子に身を任せ、自分は寝ているだけなんて人はげんこつです👊💥!!
とはいえ、いきなり慣れないテクニックを披露しようとすると事故率10000パーセント。雰囲気をぶち壊してしまう危険性をも孕んでいます。
今回は、これまで積極的なアクションを起こしたことがないあなたでも失敗することが少ないあのテクニックをご紹介してまいります。
相手のためだけじゃない、自分もその気にさせるテクニック
積極的にセックスを楽しむためのテクニックに必要なのは、講義を受けるための費用でもそのために費やす時間でもありません。
最も必要なのは〝プライドと恥を捨てること〟。
能動的にセックスに参加できない人の大半は行為自体を恥ずかしいと思っていたり、がっついて引かれたらどうしようと考えていることが多いようです。また、男性の場合は「男はそんなことをするもんじゃない」という謎のプライドを持っている人も存在します。男は高潔で誇りが高く、剛健な意思で何者にも屈しないという岩石ほどの堅ァァァァい侍魂をこの令和時代においてもゴロゴロと引きずり、その結果、己を〝思考が凝り固まったオカタイ人〟として周りから遠ざけ、人間本来の悦びからも距離を置いてしまっている訳です。
セックスは、上手くいかない日々の労働や煙たく悩ましい人間関係など、生きる上でついてまわるどうしようもない悩みをその時だけは忘れることが許されたユートピア。そんな時に視野狭窄に陥るようなつまらないこだわりは人間として大損ってモンです。
そして行為自体を恥ずかしいと思っていたり、引かれることを心配しているシャイ君には、思い切ってセフレ作りをオススメ。一晩できれいサッパリ断ち切られるかもしれない関係であれば、思い切り自分を曝け出すことが出来ます。むしろ普段は隠していた性癖を出会いの段階からアピールして、その行為を期待してくれる人とセッションすることが出来れば万々歳です。
とにかく第一歩は自分の中の殻から飛び出すこと。パートナーは勿論、自分の新しい発見にも繋がるはずです。
誰もそんなこと望んでない、我慢しないで!
では冒頭でお話した〝失敗することが少ないあのテクニック〟とは具体的になんなのか…。
それは行為中に声を出すこと。
というよりも声を我慢しないことと言った方が掴みやすいかもしれません。
男性は、気持ちいい時の声を我慢しがちです。それは思春期の男性同士のからかい合いが、深層心理に悪い影響を及ぼしているのではないかと考えられます。
性に対して自分より進んでいる子を見つけるとその悔しさを隠すために「キモ~!」と煽り、言われた側は気恥ずかしさを隠すためにその行為を否定したりします。思春期に受けた幼稚な感情が起因して、気付かぬうちに〝性に心身を預けることは恥ずかしい〟と暗示をかけてしまっているのです。
よく考えてみてください。他人に煽られたあの瞬間は何十年前のことでしょうか。
子どもだった友人も自分も、もう幾重にも経験を重ねているのに対し、性との向き合い方だけ未熟な頃のままなのはおかしいと思いませんか?それにあの友人だってそんなことを忘れ、性を謳歌しているかもしれないのです。
あなたの性を楽しむことを恐れないで。なにも悪いことはしていません、それは人間に許された行為なのです。
それでも「パートナーに引かれてしまうのでは」と心配なあなたは下記のアンケート結果を見てください。
これは私のインスタグラムで行った男性の喘ぎ声に関するアンケートです。
結果がこちら ↓
半数どころか71%の人が男性の喘ぎ声に寛容です。そしてこのアンケートでNOに投票した女性はなんとたった1人です。この結果からも、快楽に身を任せることになんの躊躇もいらないことが分かります。
むしろ無言でいることの方にデメリットがあります。
・気持ち良くないのではないかと相手を不安にさせる
・別のことを考えてセックスが上の空なのではないかと相手を怒らせる
・相手のヤル気を削ぐ
・いつまでも冷静でセックスに没頭できない
感じている姿を隠すことで、結果的にマンネリ化を招く危険性もあります。
セックス中はなるべく自分自身を曝け出し、まさに裸の心でパートナーと向き合うことが大事なのです。
〝雰囲気言葉責め〟を会得せよ!
我慢することをやめたあなたには、セックス中において大きな体と心の変化を感じるはずです。そして行為中のパートナーの変化にも気が付くことでしょう。
本当の自分を心の底から受け入れてくれたパートナーに対し、これまで以上の愛を感じ、セックスを思う存分楽しんでいるふたりがそこにいます。そしてさらに次のステップに進みたいとポジティブな感情が湧いているはずです。
そんな気持ちが湧いてきたら〝言葉責め〟にチャレンジしてみましょう。
なんだかAVみたいなことを言うのは自分らしくないし、難しい気もするでしょう。
AVは「職業:セックス」というプロたちが毎日のようにセックスする日々を積み重ね、技を磨いて作り上げたアクション映画のようなもの。高度なスタントや迫力満点のアクションなど、スピード感やスリルが楽しめるのが特徴で、鑑賞するために誇張された表現もあれば、作品によっては作り込まれた台本があるかもしれません。行為中に幾度もカットがかかり、監督の指示演出が入っているかもしれません。言葉責めがテーマの作品に関してはインカムで最中に指示が出ている場合もあります。そんなAVを真似するのはとても危険な行為です。
〝今まさにガチのぶつかり合いをしているノンプロ〟が、流れを止めることなくAVのような展開をさせていくことの方が至難の業なのは当たり前です。さらにAVを真似するだけでは〝しゃべり過ぎ〟てしまうこともあるのでその点も要注意しなければなりません。
では言葉責めに慣れていない人は一体どうすればいいのか、その答えは簡単です。
〝雰囲気言葉責め〟で気まずい失敗をすることなく、言葉責めマスターに躍進しちゃいましょう!
雰囲気言葉責めとはその名の通り、〝雰囲気だけ言葉責めのように聞こえるセリフのこと〟です。直接的な表現ははばかられるしパートナーを戸惑わせてしまうかも知れない、そう考えるのは普通のことです。意気込んで言葉責めをしなきゃ!と考え、セックス自体に集中できなくなってしまっては本末転倒。性を楽しむ気持ちを第一に、負担にならないように進めていきましょう。
たとえば雰囲気言葉責めの例を挙げるとするならば下記のような言葉があります。
・かわいいね
・気持ちいいね
・やらしいね
・綺麗だよ
この4パターンであれば暗記も可能ですし、不自然な流れになることはありません。逆に慣れない人が気をつけなければいけないセリフとしては下記のような条件があります。
・実況するフレーズ
・質問フレーズ
・我慢、煽りフレーズ
上記のフレーズは必然的に会話が発生し、対話しなければいけなくなった際の返答を難しく感じることでしょう。パートナーの気分を盛り上げるには効果絶大ですが、ビギナーにはお勧めできません。
実はおすすめワードのなかにある〝共通点〟に気付いたあなたは言葉責めの潜在センスあり!
記載した4つのワード中、3つが共感を誘うような語尾であることに気が付きましたか?実は言葉責めは「主観的な表現よりも共感的な表現」の方が効果的です。セックスはひとりでするものではなく、お相手があってこと。「あなたのおかげで自分は気持ちいいよ、嬉しいよ」と伝えられることがパートナーにとって1番嬉しいことなのです。このことを知っているだけで雰囲気言葉責めが〝卓越した言葉責め〟に進化する近道となります。
結論として、自分のなかの古い常識を破り、パートナーと共感することが素晴らしいセックスをするための第一歩です。
沸き起こる感情に素直になって「あなたらしい性を楽しむ」ことで、その他のことも順調に進む手助けになるはずです。