自分は早い?遅い?長さにとらわれない満足できるセックス

みなさんこんにちは!久しぶりに体調不良で寝込んだ鈴木リズです。

数年ぶりに発熱と酷い咳で仕事をお休みしました…。暑かったり寒かったり気温が落ち着かない日が続くのでみなさんも体調管理に十分お気を付けください…💦

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気を取り直して、男性のセックスに関するお悩みで1番多いのはなんだか知っていますか?

サイズ?テクニック?セックスレス?確かにそれらも非常に多く、重大な悩みであることが多いのですが、実は最も多く寄せられる相談はセックスの時間、およそ〝挿入時間〟について「自分は他者より短いかもしれない」というお悩みです。私はそのような相談を持ち掛けられるたびに毎回同じ回答をします。

「長いよか、良い!!」

でもそれを聞いた男性はみんな釈然としない表情。なぜこんなにも端的に答えているのに納得してもらえないんだ…、セックスは潜水競技じゃないんだぞ!!

こんなお悩みをいただいているからって、今回のコラムは〝挿入時間を長くするにはどうしたら良いのか〟という世間にありふれた記事を書くつもりはありません。もっと根本の問題、セックスの在り方から見た挿入時間の長短について一緒に考えていければと思います。

なぜ多くの人が「自分は挿入時間が短い」と感じるのか

株式会社アルファメイルが2023年に行った挿入時間の調査では、「5~15分」が57.2%と圧倒的大多数の回答でした。実際に自分は挿入時間が短いという認識の男性に私が挿入時間を聞いてみると、凡その人は10分程度と答えます。この時点で過半数の〝~15分の範囲内〟なので他者と比較して際立って時間が短いわけではないことが分かると思います。

具体的には、国際性機能学会(ISSM)が主導でエビデンスに基づいて決めた早漏の定義は

ではなぜ自分の挿入時間が短いと感じるのか、それはAVの影響が大きいのかもしれません。

確かに弊社の直近3ヵ月のリリース作品を挿入した瞬間から発射までの時間を計測したところ、「平均18.5分」という結果でした。予想通り平均より若干長いという結果が得られたのです。

同時にこの結果よりもさらに一般的なセックスとAVのセックスで大きく異なる部分も発見しました。

それは〝前戯の時間〟です。

前述のアンケートでは挿入時間のほかに前戯の時間の調査も実施しています。その結果は前戯の時間も挿入時と同じ「5分~15分」が45.3%と最も多い結果でしたが、弊社作品で計測したところ「23.0分」と、アンケート結果と大きく差をつけて長い時間前戯していることが分かりました。

この結果からAVを視聴している男性の体感上、自分たちのセックスが思っているより短いと感じているのではないかという推測が立てられます。

普段、友人同士でも正確なセックスの時間を比べ合う機会は少ないと思います。このことからなんとなく「自分は早漏なんじゃないか」と思い悩んでいる人も多そうですね。

セックスの体感時間を延ばす具体例とは

では、どうすればもっと満足感の得られる挿入時間になるのか。

それは挿入している時のような満足感を前戯でも得ること、そして前戯を長くすることです。

もちろん単純に挿入時間が長くできればそれに越したことはありません。焦らずに腰の動きを制御したり、体位やシチュエーションを何度も変えたりといった具体策は他のコラムでも読んだことがあるのではないでしょうか。

ただそれが難しい人は前戯の時間を長くするほかありません。

セックスとは物理的な快楽のほかに、精神的な快楽を楽しむものです。

そして精神的に得た快楽の方が、物理的なそれよりもはるかに大きな快感を得ることが出来ます。

濃厚な前戯はそれだけで満足感が高くなり、時間も濃密に感じるものです。

具体的に前戯をこれまでよりもより鮮烈な快楽にするには下記の方法があります。

・パートナーの目を見る

・常にパートナーのどこかに触れている

・自分を解放する

・して欲しいことを伝える

・挿入したい気持ちの我慢を重ねる

パートナーの目を見る

パートナーの目を見ることで気持ちが通じやすくなります。元来、アイコンタクトには感情の相互交換のほかに、お相手の好感度を高める作用があります。強いて言えば見つめあうだけでお互いに感度を高めることが出来るということです。目を合わせていることでお互いの興奮度も高まりやすいわけです。

常にパートナーのどこかに触れている

前戯中は必ずどこかお相手に触れているように意識しましょう。髪、頬、唇、顎、首、鎖骨、胸、指、背中、腰、鼠径部、臀部、太腿、膝の裏、脛、アキレス腱、足の甲、足の裏…愛撫できる箇所は体中に散らばっています。接点が増えれば増えるほど快楽のゲージが上がると覚えておくと良いでしょう。ちなみに…上から下へくだるように愛撫するよりも、下から上へ上がっていくように愛撫するほうが人は体の芯が震えるような快感を得やすく、これから先の体験への期待値も上がります。ご参考までに。

自分を解放する

これは自分のしたいことを無遠慮に押し付けるという意味ではありません。日常の自分を捨て去って目の前の行為に集中するという意味です。社会生活において必要不可欠な恥じらいや道理はこの時だけは全くもって不必要!本当の自分を解放することでここでしか得られない快感と満足感を得られるはずです。

して欲しいことを伝える

上記の〝自分を解放する〟ことに近しいのですが、日常の雑念を捨て去ると本当の自分の理想が見えてきます。その理想は流動的でその直前にあったことやその時の環境など些細なことに左右され、日々大きく変わっていきます。つまり自分でも分かりづらい〝その時の真の理想〟はきちんと自分で感じ取って相手に言葉で伝えない限り、伝わることはまずないということです。自分が伝えることでお相手も伝えやすくなる空間作りを目指しましょう。

挿入したい気持ちの我慢を重ねる

セックスにおいて、最も満足感を得られるスパイスとは挿入したい気持ちの我慢を重ねることでしょう。

そもそも前戯とは義務的に行うものではなく挿入のための準備です。もちろん挿入のないセックスはそれはそれでもう最高!なわけですが(今度改めて記事にしますね)、今回はセックス全体の時間が長く感じるような満足感を得ることが目的なので、前戯後は挿入在りきで考えていきます。満足感を上げるにあたってはチャチャッとやって即入れる、は絶対にNGです。そもそもそれでは前戯の元来の目的、挿入のための準備は終わっていません。女性に対してはスムーズに挿入可能なくらいに愛液が分泌しているか、男性に関してはすでに発射してしまうのではないかというほどまで高まっているかが重要です。性器にローション代わりの唾を付けているなんて、イコール愛撫が不十分ということです。少なくともお互いが入れたいなぁと感じてから5分以上は愛撫を続けることで普段とは段違いの挿入時の快感と終わった後の満足感を得られます。

物理的に挿入時間を長くすることもテクニックとしては存在しますが、それよりもセックス全体を通しての満足感が高まればわざわざ新しいテクニックを取得する時間や努力は不要です。

セックスの雰囲気になってから挿入までの時間を充実させることで全体の時間も長くなり、快感も倍増します。女性は平均以上に長い挿入時間を求めている人が少ないので、ぜひこの方法でお互いの満足度をアップさせてみてください。