2月になってもまだまだ寒い日が続きますがすでに世の中はバレンタイン商戦!街中には趣向を凝らしたチョコレートや個性的なプチギフトなど2月14日、愛の日を意識したたくさんの商品で溢れています。
「バレンタイン?母親にしか貰ったことねぇよ」というあなた、実はバレンタインの日に女性から男性へチョコレートを贈って愛の告白をするという文化は世界的に見ても日本とお隣の韓国のみ。その他の国々ではもっと広い意味で「愛の日」として認識されていることがほとんどです。しかも女性からではなく男性から女性に贈り物をすることが多く、3月14日のホワイトデーという概念もありません。
今年は気になるあの娘とふたりでチョコレートを贈り合ってあま~い夜を過ごすのがオススメ!
そんな夜に使えるちょっとアブノーマル、だけど楽しくて怖くないフードプレイについてご紹介してまいります。
やっぱり鉄板のチョコレートプレイの流儀
〝フードプレイ〟と聞いてどんなものが皆さんは思い浮かびますか?
なんだか現実的ではないAVの世界のようなイメージをお持ちではないでしょうか。
確かにAVの世界でもたくさんの食べ物が登場し、プレイの一環としてコンテンツに彩りを与えてくれています。
なんだかプロっぽくてプライベートでチャレンジするのは敷居が高そう…と感じているあなたにこそ、今年のバレンタインを利用してまずは〝チョコレートプレイ〟に挑戦していただきたいのです。
「チョコレートプレイって、チョコレートを体に塗ればいいんでしょ?」と思ったあなた…!あまいです、甘すぎます!!
(・・・チョコレートだけに😘)
お菓子作りを経験したことがある人なら分かるかと思いますが、よくある板チョコを液状にするためにはかなりの努力と時間、そして温度が必要です。湯せんでチョコレートを温めながら練りつづけさらには冷まさないように注意し続けなければすぐにカピカピになってしまいますし、それをトロトロの状態でからだに塗るとなったら正直かなり熱いです!
そこで私がおすすめするのは、〝チョコレート口移しからのチョコペン〟。
口の中で少し溶かしたチョコレートを口移しキス…、とってもロマンチックじゃありませんか?いきなり「チョコレートプレイしようよ!」なんて言い出しづらいですが、これならセクシーな雰囲気でバレンタインっぽいセックスのお誘いが出来ちゃいます。
いい雰囲気になってきたらそこでチョコペンの登場。こちらは湯せん不要のソフトタイプがあるので、そちらをスーパーや100円均一で探してみてください。芳醇な香りと濃厚な甘さに包まれてそれだけでも興奮材料になります。
そもそも、からだに字や絵を描くことは心理的に自傷行為に近いとされています。からだを傷付けたり汚す行為に興奮してしまうM気質の人であればとても楽しめるプレイであるといえるでしょう。
ここまでで読んでみて、「違う!どうしても全身にチョコレートを浴びたいんだ!浴びさせたいんだ!」という意識高い系のアナタが使うべきなのは〝チョコレートクリーム〟です。
もちろんチョコシロップでも代用可能ですがシロップを全身に塗るとなると、なかなかにコスパが悪いです。チョコレートクリームは板チョコレートと生クリームで作ることが出来、これであればいくらでも増産できます。細かい作り方はネット検索でたくさんヒットするのでそちらをご参照ください。
「そこまでガチ勢じゃないわぁ」というアナタには〝チョコレートのボディークリーム〟や〝チョコレートの香りの入浴剤〟を入手してみるというのもアリ!
しかもチョコレートボディークリームのなかには実際に食べられるものもあるそうなので、マッサージしながらエッチな雰囲気に誘い込む…と考えると、こちらが一番現実的かもしれませんね。
ちなみに少し前まで〝チョコレートには媚薬効果がある〟とよく言われていましたが、近年の研究では経口摂取でそのような効果が発揮されることはないという論文が発表されたようです。(残念💧)
ただそう思い込んでいる分にはプラシーボ効果で実際にその効果を発揮するそうなので、世の男性陣はここで読んだことを内緒にして「チョコレートには媚薬効果があってね…」なんていう囁きからプレイをお誘いしてみてください♪
「ハチミツ」に「トマト」に「お寿司」…液状~固形まで〝シトフィリア〟を紐解く
ここまでフードプレイで一番ポピュラー且つ時期的にもおすすめなチョコレートを使用したプレイをご紹介してまいりましたが、その他にも食べ物を利用した愛の深め方はたくさん存在します。
チョコレートに似たものを挙げるのであれば〝ハチミツ〟や〝生クリーム〟〝アイスクリーム〟があります。
いずれも体温でとろりとした様子がとてもいやらしく興奮を呼びますね。
もう少し固形状の物でプレイするとするならば〝トマト〟や〝熟した桃〟〝ぶどう〟など水分を多く含む食物がよく利用されます。
こちらは咀嚼したものを口移ししたり、体と体で挟み込んで潰す感覚を楽しむといった行為が多く、前述の液状の物よりもより一層〝ウェット&メッシー(WAM)〟の要素が強くなります。
WAMとは〝濡れることや汚れることにに対する変態的な嗜好〟。アブノーマル界隈では比較的メジャーなジャンルといえます。WAM民も多く存在することにより関連した書籍やAV作品、フェチ作品が多数出版されているので興味を持った人は検索してみるとよいかもしれません。
さらに固形の物でプレイするのではれば〝きゅうり〟〝茄子〟〝バナナ〟など〝異物混入プレイ〟に近づいてきます。固形物を使ったプレイの中でも別格なのが日本古来から伝わる〝女体盛り〟です。
こちらに関しては入れるわけでも塗るわけでもなく(そのように楽しむ人もいるかもしれませんが)、ただ乗せて食べるだけです。
乗せられる側は刺身やご飯に物凄い勢いで体温が奪われることによる寒さのとの戦いとなり、食べる側はただぬるくなった海産物を頬張るだけの行為です。
これがなぜその他のフードプレイと並んで現代にまで伝わっているのか…
それはそもそもチョコレートプレイも女体盛りも〝シトフィリア〟と呼ばれる異常性癖の一種に分類されるところからの説明が必要となります。
シトフィリアとは〝食物を使用した性的行為で興奮を感じる性的嗜好〟のことです。
この性癖の枝分かれは非常に多く、私が知るなかだけでも下記のような興奮材料があると認識しています。
・顔や性器を食べ物で汚すことで興奮する
・食べたものが体内に吸収されている様子(排泄まで)を想像して興奮する
・口移し行為に興奮する
・相手や自分を食べ物で犯すことで興奮する(使ったものを食べたい)
・無理矢理食べさせる行為とその時の食べ物の様子に興奮する
・・・など
女体盛りが好きな人も女体盛りのどの部分に興奮するのかは上記やその人独自の興奮要素によって変わってきます。遥か昔から食べ物と性を掛け合わせることで人々は興奮を覚えてきた歴史があるのです。
シトフィリアはあなたの性の悩みを解決する糸口になる
日本人のセックスは世界平均に比べて回数が少ないだけではなく、内容も淡白で時間も短いことがよく言われます。それは単なる生理現象だったり義務感が優先されて、セックスという行為の本質を楽しんでいないことが要因ではないでしょうか。
日本人はまともな性教育に蓋をされているせいで、偏った性知識を吸収していく傾向が強いと私は感じています。セックスとは「挿入→射精→妊娠」という動物的な本能を満たすためだけのものではなく、向き合うふたりの本質を知ったり、深いコミュニケーションを取るための非常に人間らしい行為です。〝異常性癖〟と呼ばれる行為の中にもきっとあなた自身が気付いていない本当の興奮材料が隠れているはずです。
今回は食べ物を使ったフードプレイに触れましたがまずはバレンタインを理由に本当の自分を見つける一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。
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