XCREAM DASH エンコード仕様について
XCREAM DASHでは、加盟店様がアップロードされた動画を、自動的にエンコードを行い、複数の画質でお客様に提供します。
一本の動画が、高画質から低画質まで複数の画質で提供されることにより、
モバイル環境など、インターネット回線が遅い状況でも、安定して視聴できるようになります。
エンコードには時間がかかりますが、ストリーミング配信を安定して行うために必要な工程ですのでご了承ください。
生成される動画形式は、現在は以下の6本の形式となっております。
8.2メガピクセル(3840*2160), 最大20000kbps (UHD, 4K)
2.0メガピクセル(1920*1080), 最大7500kbps (HD)
0.9メガピクセル(1280*720), 最大3000kbps (SD)
0.4メガピクセル(848*480), 最大1500kbps (SD)
0.2メガピクセル(640*360), 最大1000kbps (SD)
0.1メガピクセル(424*240), 最大500kbps (SD)
(括弧内の縦横ピクセル数は、動画のアスペクト比が約16:9の場合の参考値です)
アップロードされた動画のピクセル数と、ほぼ同じか少ないピクセル数の形式のみが作成されます。
すなわち1920x1080ピクセルの動画(2メガピクセル)をアップロードすれば、
7500kbpsの動画とそれ以下の動画、あわせて5本の動画が生成されます。
生成されるビットレートは、自動的に変化します。
この表に記載された最大ビットレートを上限として、
動きの激しい部分では大きなビットレートに、
動きの少ない部分では低いビットレートへと、最適にエンコードされます。
動画圧縮形式(コーデック)はH.264 High Profileを採用しており、
x264エンコーダーで時間をかけてエンコードしておりますので、高い圧縮率を実現しております。
現在のところHDRには対応しておりません。
ピクセル形式はYUV420のみとなります。
それ以外の形式でアップロードされた場合は自動的に変換されます。
フレームレートは、アップロードされた動画のフレームレートをそのまま使用します。
フレームレートにとくに制限はありません。
インタレース形式でアップロードされた動画は、自動的にプログレッシブ形式に変換されます。
音声に関しては、現在のところ一律でAAC 128kbpsのみでエンコードされます。
動画や音声の形式についてご意見をお待ちしておりますので、
より高音質の形式やHDR対応などのご要望をお寄せください。
推奨エンコード設定です
- コンテナ: MP4
- 音声コーデック: AAC-LC ステレオ 256kbps
- 動画コーデック: H.264 (AVC) High Profile
- エンコーダー: x264を推奨します
- ピクセルフォーマット: YUV420 (8bit) (異なる場合は自動変換されます)
- アスペクト比: 自由
- ピクセルアスペクト比: 1:1 (異なる場合は自動変換されます)
- フレームレート: 自由
- 必ずプログレッシブ形式で作成してください。
- インタレース形式でアップロードされた場合、自動変換されますが画質が劣ります。
- ビットレート:
- 可変ビットレート
- 8.2メガピクセル(3840*2160), 最大25000kbps (UHD, 4K)
- 2.0メガピクセル(1920*1080), 最大10000kbps (HD)
- 0.9メガピクセル(1280*720), 最大4000kbps (SD)
- SD未満の動画は現在では美しく再生されないため推奨しません。
- 25Mbpsを超える動画はシステムに負担がかかるためハードディスク納品をご検討ください
アップロード推奨ファイル、エンコード設定
※YouTube ヘルプが参考になります。
https://support.google.com/youtube/answer/1722171?hl=ja#zippy=
アップロードする動画の形式に関して
XCREAM エンコーダーでは多様な形式のオリジナル動画に対応しております。
世の中に存在する動画フォーマットの大多数に対応しております。
お手持ちの動画をそのままアップロードしていただくことも可能ですが、
動画ファイルが大きくなればなるほどアップロードやエンコードに長い時間がかかりますので、
その点をご了承ください。
高い画質を提供するために、新しく撮影する動画は必ずプログレッシブ形式で撮影してください。
DVDなどを作成するためにインタレース形式が必要になる場合、
高fpsのプログレッシブ形式で撮影し、
それをインタレース形式に変換してDVDにすることをお試しください。
再エンコードすることで、元の動画より若干、画質・音質が下がることになりますので、
アップロードされる場合、動画と音声のビットレートを高めにすることをお勧めします。
現在、技術上の制約により、音声トラックのない動画ファイルのアップロードには対応しておりませんので、
お手数ですが、その場合は、無音の音声トラックを付与してからのアップロードをお願いいたします。